Prott User Meetup vol.8を開催しました!
イベントレポートまとめ
Prottチームはサービスの開発・改善に伴うユーザーの方の声を大切にしており、User Meetupを定期的に開催しています。
先日6月10日(水)にPrott User Meetup vol.8を開催しました!
今回の記事では第8回目となるUser Meetupの簡単なレポートをお届けします!
Prott User Meetup東京・ベルリン同時開催!
4月に初の海外オフィスをドイツ・ベルリンにオープンしました。(ベルリンに進出した理由はこちら)そのベルリンオフィスで同日にPrott User Meetupを同時開催いたしました!
ベルリンの方ではWunderlistのデザイナーが彼らのデザインプロセスについてライトニングトークをし、「理想のプロトタイピングツール」に関してワークショップを行いました。Berlin User Meetupレポートはこちら(英語)
以下、日本で行われたUser Meetupです。
Prott News!:ワイヤーフレーム機能のご紹介
ProttNews! では5月26日に正式リリースしたワイヤーフレーム機能について紹介しました。
iOS標準パーツをドラッグ&ドロップすることで、素早くワイヤーフレームを作成することができます。
ワイヤーフレーム作成後は、リンクをつなげてすぐ動きを確認することができます。
2015年6月30日まで今回のワイヤーフレーム機能を無料で提供しているのでぜひお試しください。
ワイヤーフレーム機能の詳細はこちら
Workshop:ワイヤーフレーム機能を使ってみる
ワイヤーフレーム機能の紹介をしたあと、実際にワイヤーフレーム機能を使ったワークショップを行いました。
まずアイスブレイクでは最近見た映画について話し合います。
そして、その映画を見に行った人1人を対象にして、ラピッドペルソナを作っていきます。
そのままワークショップのお題に突入。
テーマ:映画館に行きたくなるiOSアプリ
アプリの背景:映画館に行きたくなるアプリ「GoodMovie」のクライアントからUIデザインを受注しました。「流行っている映画をもっと知ってもらって、映画館に足を運んでもらいたい」という要望の元、プロトタイプ(ワイヤーフレーム)を作ってください。
上記に加え、アプリに組み込める機能の制限を行いました。情報を適切なユーザーに適切な量で設計することが求められました。
その後、スケッチしたワイヤーをProttのワイヤーフレーム機能で作りこんでいきます。皆さんUIコンポーネントに加え、テキストもワイヤーフレーム機能上で作りこんでいました。
最後に、グループごとに作成したプロトタイプを全員の前で発表しました。
限られた時間と制約の中で、きちんと情報設計されたワイヤーフレームを作りこんでいました。
そしてProttメンバーが各グループで作成したプロトタイプに関して投票を行い、
一番よかったグループには景品としてProttノートを贈呈しました!
ワークショップを通じて、実際にワイヤーフレーム機能を使ってみた感想や改善点をいただきました。これらのアイデアやフィードバックに関しては、貴重な声として今後の開発・改善の参考にしていきます!
ライトニングトーク:Prott利用事例
本イベントの締めとして、恒例のユーザーによるPrott利用事例のライトニングトークを行いました。
今回のテーマはApple Watchアプリ。
Apple Watchアプリのプロトタイピングに対する考え方やProttの利用方法について
2名のProttユーザーの方にお話をいただきました。
“実機なしで三度のリデザインを可能にしたApple Watchプロトタイピング”
リクルートHD メディアテクノロジーラボ 新谷さま
エンタメ特化型のキュレーションアプリ、KOLAのデザインプロセスについて説明していただきました。Watchとのバランスを考え、Prottを使ってストレスないサイズかどうかを検証していたそうです。作成したプロトタイプの大きさが実物と同じで驚いたとのことです。(実は大きさは実物と同じにする設計思想で開発いたしました)
Apple Watchのアプリに対してプロトタイピングを通して3回もリデザインをしたプロセスをお話いただき、大変勉強になりました。当日のスライドはこちら
次にグッドパッチ、DeNAが共同開発したApple Watchアプリ「Dingbel」についてお話しいただきました。
“Dingbel ~Get a common recognization!”
グッドパッチ プロジェクトマネージャー 中村
グッドパッチとDeNAが共同開発したApple Watch対応アプリ「Dingbel」。Prottを使ったApple Watch開発の裏側について紹介していただきました。識別しやすく、押しやすいタップ画面にするべく、Prottで何回もプロトタイプを作ったとのこと。ウェアラブルファーストでデザイン・開発を進めていたそうです。
交流会
最後に全体で交流会を実施しました!
UserMeetupの参加費はお菓子一袋!ということでお菓子を囲んだ交流会は大盛況となりました。
交流会ではProttチームも全員参加し、Prottに関するフィードバックや要望、グッドパッチのデザインプロセスなどの話で盛り上がりました。
以上、Prott User Meetup vol.8レポートでした。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
私たちProttチームは、ユーザーのみなさんと一緒になってProttを開発・改善していきます。
今後も定期的にUser Meetupを開催していきます!
Prottのことをあまり知らないという方も、一度参加したことのある方も、ぜひお気軽に遊びに来てください!
次回は7月下旬を予定しています。